令和5年1月~12月の1年間に道内で発生した食中毒は100件と令和4年と比べ11件減りましたが、患者数は352件と令和4年と比べて210名も多くなっています。
令和4年は食中毒の病原物質の約88%を魚介類に寄生する寄生虫(アニサキス)で、飲食店等で集団食中毒の原因となるノロウイルスや病原大腸菌は0件でした。
しかし、令和5年はノロウイルス4件(70名)、病原大腸菌1件(91名)、ウエルシュ菌2件(61名)などがありました。
一つの要因として、新型コロナウイルス感染症5類移行により、経済活動への制約がなくなり活発化したことも関係しているかもしれません。
改めて食中毒予防の3原則の遵守と適切な手洗いの励行を行い、北海道の大きな魅力である食の提供をお願いいたします。
【北海道保健福祉部健康安全局食品衛生課(令和5年の北海道における食中毒発生状況について) 外部 サイトへリンク】
【厚生労働省(食中毒予防3原則等について)外部 サイトへリンク】
⇒ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/01_00008.html
【厚生労働省(食中毒予防のための手洗い方法について)外部 サイトへリンク】
⇒ https://www.mhlw.go.jp/content/000838758.pdf