北海道にも春が来て、山菜の美味しい季節がやってきましたが、例年、この時期から有毒植物の誤食による食中毒が多く発生しています。
平成27年~令和6年の全国の有毒植物の誤食による食中毒の事件数は、218件、患者数726名、死者数18名(患者数に対しての死者数:約2.5%)となっています。
また、この内、北海道内は、事件数24件、患者数45名、死者数10名(患者数に対しての死者数:約22.2%)と、事件数は全国の11%を占めるとともに、患者数に対しての死亡数が非常に高く、その原因のほとんどが、植物全体に有毒なコルヒチンを含むイヌサフランを、道内に自生するギョウジャニンニクと誤って食べたことによるものです。
道民の皆さまは、食用と確実に判断できない植物については、絶対に「採らない」、「食べない」、「売らない」、「人にあげない」ようにお願いします。 なお、厚生労働省ホームページには、食用と間違いやすい有毒植物のリーフレット等が掲載されています。また、北海道保健福祉部のホームページには、毒草ハンドブック(PDF)なども掲載されていますので、正しい知識を身につけて、食中毒を防ぎましょう。
【出典:厚生労働省および北海道保健福祉部健康安全局食品衛生課HP】
■ 有毒植物による食中毒に注意しましょう
【厚生労働省外部サイトへリンク】
⇒ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/yuudoku/index.html
■ 有毒植物による食中毒に注意しましょう!
【北海道保健福祉部健康安全局食品衛生課外部サイトへリンク】
⇒ https://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kse/sho/tyu/kus/103029.html