6月7日に日本政策金融公庫小樽支店で、同支店及び北海道生活衛生営業指導センター主催による「経営力向上セミナー」が開催された。
今回は、市内の老舗飲食店、旅館だけでなく、創業予定者や創業後間もない若手の経営者等15名が参加した。
中小企業診断士の山本哲也氏が「売上確保の秘訣」~お客様の集客方法と固定化による売上確保の方法~というテーマで講義を行い、その後参加者全員で異業種意見交換会を行った。
意見交換会では、小樽市の抱える人口減少、高齢化問題から来る売上減少への対策、年間800万人の訪樽観光客をいかに取り込むかについて、それぞれの業界の立場から意見交換した。また、旅館経営者からは、市内の不法民泊の現状や宿泊施設の稼働状況などについて説明があった。
セミナーの参加者からは、「現状の確認や今後の戦略を考えるのに為になった。」という意見や、「これからの小樽でどのように経営していくか、というテーマの話を聞いてみたい。」という意見も聞かれた。